あーあ、悪いご主人だー。(お風呂場で剃刀を手首に当てがい、力を込めようとした時ふいに背後から声をかけられた)
(いつの間にか帰ってきていたらしい蘭ちゃんが、扉にもたれながら立っていた)
俺のこと置いてくの?
どうせ逝くなら俺も一緒に連れてってくれるー?(言いながら蘭ちゃんがこちらに近づき、目の前にしゃがんできた)
…まぁこんなので死ねるワケもねぇけどさ。
どうしても○○がやりたいってんなら付き合うよ?
おんなじ場所にお揃いの傷つくろーぜ♡(剃刀を持った手首を掴まれ、血管が浮き出た部分をそっと撫でられた)