お、黄色いモンブランだ
久々〜いつも茶色のしか食ってねえから

(嫌いだった…?)

あはは、そんなことねえから不安そうな顔すんなよ。大丈夫だって
俺、モンブランなら何でも好きー♡

(「いただきまぁす。ほら、○○さんも食おうぜ?」と言われ、本来蘭が食べるはずだったモンブランを口に運ぶ)

(…お、美味しい!)

気に入ってくれたー?
美味いだろ、それ。○○さんの口にも合って良かった

今度店まで連れて行ってやるから、その時は他のケーキも選んでみなよ

(ありがとう…楽しみにしてる。

ところで、私が買ってきたモンブランはどう?おいしい?)

うん、サイコーに美味いわ。さすが○○さん、センス良いね
すげえ俺好みの味♡ありがとー

竜「ただいまー。なぁ、○○もう来てんだろ?」

あ、竜胆帰ってきた

竜「なんか今日さぁ、モンブランの日?らしいじゃん。だからさっき兄貴に買ってきたやつ○○にも食べてもらいたくてもう1つ買ってきちゃっ…」

(玄関からリビングにやってきた竜胆が私たちを見て動きを止める)






……え?何、二人の食ってるそれ
オレの見間違いじゃねーんならモンブランに見えんだけど

蘭「りんど〜喜べ〜。○○さんがオレらのために土産買ってきてくれたぞ」

マジで!?すげえ!
なんかこれって運命みたいじゃね?示し合わせたわけでもないのに同じ日にオレと○○が同じ菓子買ってくるなんて…

(じーん、と感動する竜胆)

あれ、でも○○の食ってるのってもしかしてオレが今買ってきたのと一緒のやつ?
うわー、どうしよ…やっちまった

蘭「別にいんじゃね?○○さん、それ気に入ったなら竜胆が買ってきたやつは持って帰れよ。お家帰って好きなときに食べな」

お、そーだな。○○!これ持って帰るの忘れんなよ!


蘭さん、今日はモンブランの日1