(…)











ッう、ぐ…ァあッ! でる、また出ッ…ぐうう!!

(びゅるっ!どびゅっ!)

ふ…ぅうッ…!

(竜胆は床にぐったりと寝そべって、苦しそうに肩で息をしている。おちんちん(特に亀頭)は真っ赤になり、先端からトロトロと精液を溢していた。赤と白のコントラストが綺麗…には残念ながら見えない。精液の他にもローションやら潮やらでぐちゃぐちゃだから。

今ので多分4回目の射精…いや、5回目だったかな?とにかくいっぱい射精していた。初心者はガーゼよりもストッキングのほうがオススメ、というネットの情報に素直に従い、自分がさっきまで履いていたストッキングで代用してみた。

竜胆の目の前でストッキングを脱いでみせたら、もうその瞬間から彼の目がストッキングに釘付けになり股間のモノも大きくなった。ローションを浸した洗面器にストッキングを沈めて取り出し、どろぉ…っとローションが大きく糸を引いて重力に従い落ちる光景を見て竜胆の喉がゴクリと鳴ったのを覚えている。
あの時の彼は期待と不安が入り混じった表情をしていた。そして今は…)

っふ…!ふぅっ、ハァッ…!

(もう床ぐちゃぐちゃだね)

(下、フローリングで良かった。と言う私に視線を向けてくる。普段から垂れがちな紫色の綺麗な瞳も、キリリと吊り上がった眉も、今は可哀想なほど垂れ下がっている。しかも快感が強すぎるのか、半泣きで鼻もグスグス言わせて。

精液どころか潮まで出ちゃったし、まさかここまでとは……と、ぼんやり考える私に竜胆が弱々しい声を投げかけた)

○○…

(なあに?)

もう、それやだ…

(そうだね。今日はもうこの辺でやめとこうか)

……も、一生やらない…

(うつ伏せに寝そべったまま顔を隠す竜胆。あらら、トラウマになっちゃったかな?かわいそうに)

(でも…気持ち良かったでしょ?)

………。

(たっぷり間を置いてからコクッと小さく頷いた)

…玉ん中空になった

(もう一滴も出ねぇ、と弱々しい声で呟く)

(そうだね。精液だけじゃなくて潮まで吹いちゃったもんね?)

…。

(でもおしっこ出なくて良かったね。えらいえらい)

(よしよし、と頭を撫でてあげると、顔を上げてこっちを見た。
うわぁ、泣きそうな顔してる。どういう感情?)

……生まれて初めて潮吹いた
男でも出るって、マジなんだな。あんな感覚なのか…

(そう、ぼそりと呟き、再び床に突っ伏した)

……疲れた。眠い

(あっ、ちょっと。寝る前にシャワー浴びよ?流石にそのままはちょっと…)

いいよ…どうせオレの部屋だし、後でも…

(このままにしてていいから少し寝かせて、と言ったきり黙ってしまった。そして1分も経たないうちに寝息が聞こえてくる。
ほとんど全裸なのに…しかも下半身は色んな液体でぐちゃぐちゃだし…。

……まあいいか。本人が寝たいって言うんだから寝かせてあげよう。
そう思って簡単に床を拭いたり片付けだけして竜胆の部屋から出た。来年の誕生日は何してあげようかなぁ)
竜誕)竜胆にローションガーゼ1