ブバァッッ!!(さっきの10倍くらいの量の鼻血を噴き出した)
(り、竜胆ォォォォ!!)
ッ、○○…
ごめ…ちょっとオレ、ヤバいかも…
(ドボドボと滝のように流れる鼻血のせいで顔色が青白くなってきた。バタンッと床に倒れる)
(り、竜胆…?)
…
(声をかけても無反応だ。い、意識がない!アソコはまた一回り大きくなってるのに!
とにかく…救急車!!)
(それから私は慌てて救急車を呼んで、病院まで一緒について行った。
途中、家にやってきた消防士さんに「私の水着焼けに興奮しすぎたみたいで…」と言ったらハァ?という顔をされたが、竜胆の大きくなったアソコに気付いて一瞬ギョッとしてから「ああ成る程…」みたいに納得していた。そこ納得できるんだ、すごい)
竜胆!!
(大きな音を立てて病室に蘭さんが飛び込んできた。ベッドに横たわる弟を見て、目を見開く)
っ、竜胆…
(蘭さん、大丈夫だよ。今は眠ってるだけだから。でもお医者様が念のため一日入院して、安静にしましょうだって)
……○○さん。何があったの?
俺、アンタからさっき電話で「竜胆が倒れて今病院にいるの」って聞かされてソッコーでここ来たから何が起きたのか全然知らねんだけど
竜胆は本当に大丈夫なんだよな?何か…取り返しのつかないデケェ病気だったりしないよな?
(うん、大丈夫。私の水着焼けに興奮しただけだから)
そう、水着焼けに…
…
………………は?
ゴメン。何て?もう一回言って
(あの時あったことを最初から最後まで全部説明していくと、気のせいか蘭さんの目が段々据わってきた)
(ずっと鼻血流しっぱなしだったんだけど、消防士さんが竜胆の体に触った瞬間鼻血も勃起も収まったんだよね。それで私が安心して竜胆の肩や手に触るとまた噴出するの。消防士さんやお医者さんにしばらくあなたは彼に触らないで下さいって言われちゃった。
不思議だよねぇ…竜胆の体ってどうなってるんだろ)
…
(ボゴッ!!)
竜「い゛っ!!」
(!? ちょっと蘭さん!?急にどうしたの、やめて!)
止めんな○○さん。今ここでこのエロガキをボコボコにしてもう何日か入院させねーと俺の気が収まらねぇ
(その後、蘭さんにぶん殴られて目を覚ました竜胆が目をぱちくりさせて「オレどうしてこんなとこにいんの?つか兄ちゃん何すんだよ!痛ぇんだけど!」と兄に向かってキャンキャン吠えたら怒った蘭さんにもう一発殴られてた)