オマエらの言う通り、確かにアイツはお洒落してもどっか垢抜けなくて芋感出てるし三十路に片足突っ込んでるババアかもしんねーけど
でもな、滅茶苦茶可愛いんだよ。オレはそんなアイツが可愛くて、好きで好きで仕方ないの
分かる?いや分かってもらってもぜってー許さねェけど
今日だってオレの花の浴衣なんて着てきてくれたりさ…マジどうなってんだよ可愛すぎ。やべ、思い出しただけでニヤつくわ。今すぐ会ってキスしてぇ
蘭「俺の髪飾りもなー」
…。とにかく、オマエら如きが何の権利や資格があって、○○を傷つけてんだよ
ふざけんじゃねえ。殺すぞコラ
蘭(無視された…)
あの人をコケにするってことは俺らをコケにするのと同義だからなぁ
今回でよーく分かったろ?これに懲りたらもう二度と俺らの前に現れんじゃねーぞ。もちろん、あの人の前にもな
あとさぁ、お前らが一番最初に言ったアレ
最近連絡しない理由だっけ?最後に教えてやるよ
一回寝ただけで彼女ヅラがうぜえからだよ
こっちに何のメリットがあってお前らを呼び出さなきゃいけないワケ?
今日も最初に俺らが拒否った時点で諦めてりゃこんなことにはなんなかったのにな
バカでカワイソーだね。ええと…何だっけ、名前も覚えてねえけどA子ちゃんとB子ちゃん?
竜「兄貴、ダメだ。アイツ電話に出ねぇよ。今メッセも送ったけど…返信してくるかどうかビミョー」
チッ、どこで何してやがんだあの女
まさかもう帰りの電車ん中かぁ?
竜「そろそろ花火始まるぞオイ。はー…まさかこんなことになるなんてな」
せっかくの祭りが台無しだ
まぁ祭りなんてどうでもいいんだけどな。○○さんさえいれば
竜「その○○が今どこで何してるか…ああクソッ、イライラしてきた!」
ここでこうしててもしゃーねーな
来い竜胆。まだ帰ってないかもしれねえから探すぞ
竜「畜生…アイツ会ったら死ぬほどキスして舌まで入れてやる。周りの目なんか知るか」
ダイジョーブ。お兄ちゃんがうまく隠してやる
竜「頼もし〜。こういう時は兄貴のタッパのデカさが有難ぇな」
有難がらなくていいから俺にも彼女とベロチューさせて♡
竜「は?ざけんな」
(´・ω・`)
竜「そんな顔してもダメ」
(ぼろぼろの
女二人を残し、兄弟は談笑しながら去っていく)
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