○○、さっきからはしゃぎすぎー
子供みてえだぞ?

(何だとぉ!このっ!)

うわッ、口に入った!ペッ、ペッ…
クッソお前…やりやがったなー!?

(負けじと水鉄砲をこっちに向かって打ちまくる竜胆)

(きゃー!冷たい!)

ははっ、オレぁやられたらやり返さねえと気が済まねーんだよ!参ったか!

(参った〜!参りました〜!)

(きゃっきゃ…)



蘭「うるせーなぁ、お前ら。
さっきから風呂場で何はしゃいで「オラッ!(ビチャッ)

……あ、ヤベ」

(竜胆が打った水鉄砲がタイミング悪く浴室を開けてこっちを覗いてきた蘭の顔面にヒットした)








竜「…あ、兄貴?ワリ…これはその…わざとじゃねえから、な?○○」

(う、うん。二人でちょっとふざけてただけなの。ごめんね?蘭さん)

(ぽた…ぽた…と彼の顔から水が滴り落ちる。

な、なんでずっと無表情なの…!怖い…!)

(竜胆が引きつった顔でボソッと「水も滴るイイ男…」と呟いたら、その言葉を聞いた蘭が浴室の入口を閉めた。…私たちの間に沈黙が流れる。

…蘭さん…怒ってた、よね?)

竜「あの顔は多分な…やべー、フロから上がったらオレ殺されるかも」

(ええ?まさかそんな…)

(ガチャ)

竜「お?」


え?
水鉄砲で遊ぶ