愛……は?ナニソレ
(簡単にルールを説明していくと、どんどん眉を顰めていく竜胆)
ヤダ
(どうして!?)
どーしても
(ぷいっと顔を背けてしまった)
(…じゃあ蘭さんとやってこよ、と小さく呟くと嫌そうな顔をしてゆっくり振り向いた)
…オマエ、そう言うとオレがやってくれると思ってんだろ
(バレてる)
(卑怯な手を使ったことへの罪悪感で黙り込むと、竜胆は大きくため息をついてガシガシ頭をかいた)
いいよ。やろ
その代わり一回きりな
(!)
(ありがとう、とお礼を言うけど彼は渋い顔をしたままだ。何がそんなに嫌なのか分からないが、とにかくやった!)
(スタートを平等にジャンケンで決めたらこっちが勝ってしまった。だから最初は私からだ)
(じゃあ、始めるね?)
おう。さっさとしろよ
…竜胆、愛してるよ