だぁめ

(手首を掴み、指を口の中に含まれた。軽く歯まで立てられてギョッとする)

(ら、蘭さ…)



(彼は私の指を噛んだまま、じっとこちらを見つめてくる。な、なに…この恥ずかしい状況…!)

(目をぎゅっと瞑って耐えていると、微かに笑い声が聞こえてきた)






ははっ、プルプル震えててかーわい
ホントに子猫みてぇ


もう…からかわないでよ…
引っ掻いてやる!(シャー!)