…!? ッ、あ…!

(先端を指の腹で軽くつついてみると、先走りがねっとりと糸を引き、やがてプツンと途切れた。
竜胆が潤んだ目でこっちを睨むように見てくる)

…っ何?ちょっかい出してきて…もしかして手伝ってくれんの?

(手伝う?)

そォ…ちょっと手貸して。片手だけでいいから

(言われた通り差し出すと、彼は真っ赤に膨らんだ陰茎から自分の手を離し、はぁはぁ息を荒げながら私の手をそこに誘導させて「軽く握って」と自分の手を重ねてきた)

(こう…?)

(本当に軽く、包み込むように握るとその瞬間手の中の存在がまた少し大きくなった気がした。
しっかりと芯を持ったソレは私の手よりもずっと熱い。また、彼の手も同じくらい熱く、汗ばんでいた)

あー、○○の手ぇ柔らか…

可愛い…5分も持たねェかも…ッ

(そう言って私の手ごと動かし始める。
さっきよりも喘ぎ声が大きくなってきて、顔も真っ赤で、相当興奮してるんだなってのが分かる。

眉間に皺を寄せ、とろんとした目で口も半分開いてる。だらしない顔になってるよ、と何気なく言ったら途端に怒ったような表情に変わった)

ちゃんと見とけって言ったろ…

(もう片方の空いている手で私の頭を軽く押さえ、目線を下に向けようとする)

顔じゃなくてチンコのほうしっかり見ろよ
そっちが言い出したんだろ?なら責任持って最後まで目逸らさねえでちゃんと見ろ…ッ!

(普段よりも低い声で絞り出すように言われる。竜胆の迫力に鬼気迫るものを感じ、つい「は、はい!」と言って大人しく従ってしまった)






(じーっと見てるとそのうち尿道口がクパクパしてきた。もう絶頂が高いらしい。
竜胆はあれからひたすら無言で自分のモノをシゴいてる。私の手が摩擦で火傷しそうなほど激しい。
そんなに強くして痛くないのかな、でも凄く気持ち良さそうな声だし…とぼんやり思っていると不意に名前を呼ばれた。

何?と言うけど、返事など求めていないとばかりに「○○、○○、○○…!」と名前を連呼される。そして彼が私の名前を呼ぶたびに手の中の陰茎がビクビク反応する)

あ、○○…っ

でる、もう出る…ッ!!

(えっ、ちょ、ちょっと待って)
(私は慌てた。このままだと数秒後には自分の顔面がパイ投げ後のようになってしまう。
それだけは何とか避けたく、彼の言葉を聞いて急いでもう片方の空いている手を発射寸前の亀頭に被せた。

竜胆の腰がビクンと震え「ぅあっ!」と声を漏らした瞬間、下から別のモノも漏れてきた。

どびゅ、びゅる、ぶびゅっ、とかなりの勢いで射精されて、驚きと同時に安心した)

(良かった…間に合った。それにしても多いな。どんだけ出すんだ)

(やはり若さか…と半分感心しながら、未だ手の中で射精を繰り返している陰茎を優しく包み込む。
指の隙間からデロッと漏れてきた。どちらにしても多少床は汚してしまうかもしれない)

(最終的に竜胆は私の手が真っ白になるまでたっぷりと射精し切った。
陰茎がすっかり大人しくなった頃を見計らって先端に被せていた手を離すと、ぬちゃあ…ッと、ドロッドロの白濁液がいくつも糸を引いた。いくら何でも多すぎる。私は少し顔をしかめた。

…早く手洗いたい)

…○○…

(声は小さいけど滅茶苦茶甘いトーンで名前を呼ばれて彼のほうを見る。
竜胆は物凄く幸せそう…というか、満ち足りた穏やかな顔をしていた)

すっっげぇ気持ちよかった…
お前の手ぇ借りただけなのにハンパねえわ。失神するかと思った

(なー、また今度やって♡と脱ぎっぱなしの下半身も隠さないまま体をすり寄せて甘えてくる)
(ハンパないのは君が出したものの量だよ…)

え?

(これ、と言って自分の手を見せる)

!? えっ、うわキタネ!

何これキモッ…あ、オレが出したもんか
ティッシュティッシュ…はい

(手を拭いていると「悪かった、あんまり気持ち良くて何も考えずにブッ放しちまったわ」と申し訳なさそうに言われた。しゅんとして、怒られた後の犬みたい。
私の視線に気づくと、上目遣い気味にこっちを見てもう一度「…ゴメンな?」と謝ってきた)

(…もういいよ。悪いことしたわけじゃないんだから、謝らないで)

オレのこと許してくれる?

(うん)

…! ○○〜っ

(やっぱオマエ優しい♡好き♡と言いながら抱きついて顔中にキスしてくる)

あ、オレ軽くシャワー浴びたいから○○もどう?一緒に入んね?
手汚したお詫びに洗ってあげる

(いいから一人で入ってきなさい、と言ってやんわり引き剥がす。「チッ、つまんねーの」と文句を言ってのしのし浴室に向かって行った。

彼の後ろ姿を見て、思う)

(…そういえば、ずっとメイド服着たままだった)
先っぽをつんつんしてみる