お待たせ!
蘭「ドーゾ召し上がれ〜♡」
(ドン、と目の前のテーブルの上にお皿を置かれた。お皿の上にはチキンライスが所々見え隠れしてる、かろうじてオムライスと呼べるシロモノが乗っていた。蘭さんに「ハイ」とスプーンを渡される)
(ありがとう…あの、気になるんだけどこのケチャップは…)
? ああ、このドデカいハートのこと?
○○のこと考えながら描いたらはみ出まくっちゃった♡愛がデカすぎたのかな♡
(オムライスからはみ出てお皿まで溢れてるクソデカハートマーク…の中に『R 18』とケチャップで書かれてる。これは一体…?)
蘭「そっちは俺が書いたヤツ。Rはもちろん俺のイニシャルね。18は今の俺の歳」
(イニシャルは兎も角なんで年齢?)
蘭「いや〜記念にと思って。俺のハジメテの料理だからさ♡18の時に○○さんに初めて手料理振る舞ったんだなぁって後で思い返せるっしょ」
(あったかい内に食べて食べて、と二人に急かされてスプーンを握る。何となく卑猥なオムライスにほんの少しだけ食べるのを躊躇うけど…問題は味だもんね。いただきます!)
もぐもぐ…あ、おいしい!竜胆、蘭さん、おいしいよ!