「ヨシ。じゃ、始めるか」
「は、はじめる……?」
「○○は乳首感じるみたいだけど普段から一人で触ったりしてる?」
「! さ、さわってないよ!触ってない!」
「でもさっきから兄貴に乳首弄られて感じてたじゃん」
「ぅ……、あ、あれは……なんか蘭さんに触られたら、体がビクンってなって……」
「ハ!? なにそれ!」
「つまり俺の指でされたら気持ち良くなっちゃったってことか。嬉しいね♡」
「ムッカ〜!!」
怒る竜胆に対し、蘭さんは「口で言うかあ?」とケラケラ笑いながら再び私の胸に触れてきた。
「ふ、あっ!」
「○○は感じやすいみたいだね。なら俺らのも慣らせばすんなり入るかなぁ」
「……やっぱ兄貴も挿れんだ」
「当然。今日やらなかったらウソだろ。俺、たぶん一生後悔するワ。問題はどっちが最初に挿れるかだけど……」
「……」
「オマエ先でいーよ」
「! ……マジ?」
「しょーがねーからカワイイ弟に譲ってやる。そん代わり後ろのハジメテは俺にくれよ」
「えっ!? 後ろも今日ヤんの!?」
「今度今度」
「流石に前と後ろの処女同時喪失はカワイソーだ」と言いながら私の乳首を指の腹でスリスリ♡弄り続けてる。
ううっ、普通に会話しながらコスらないで……!
「ハジメテで男二人に抱かれんだから、必要以上に慣らしてあげねーと」
「でも兄ちゃん。ここ、ぴっっちり閉じててめっちゃキツそうだぜ?」
「あっ!? ゃ、やだぁっ!」
蘭さんに乳首を弄られている最中、急に竜胆にアソコの割れ目を触られた。触られたと言っても軽くなぞられただけだけど……それでもまだ処女の私にとっては大変なことだ。ゾワリと背中に鳥肌が立つ。
「だからこれから慣らすんだよ。オマエまず下舐めてやれ」
「え!?」
「よし来た!」
竜胆は待ってましたと言わんばかりに、私のあそこをぺろりとひと舐めした。
「ひっ、ぅうううぅ……!!」
思いがけないところからの刺激に、快感というよりも驚いて声が出る。い、いっさいの躊躇なく舐めてきたこの男……!
更にクリごと口の中に含んで、はぐはぐ、ちゅぶちゅぶ、と舐めしゃぶってくる。生まれて初めて味わう強烈な刺激にひっきりなしに声が上がる。
「ンっ? ○○のクリちっちゃくね?」
「マジ?」
「○○、これクリ? クリだよなぁこの突起」
「や、ぁああっ 舌でツンツンしないれぇっ」
「クリオナ好きならもーちょいデカいもんだと思ってたわ」
「もしかして○○オナニー下手? うわ、かぁわい♡ セックスどころかクリオナのやり方すらろくに分かってないとか可愛すぎ♡ あーチンポ勃ったわ。いやさっきからずっと勃ってるけど」
「どのタイミングで興奮してんだよ」
「だってこれから俺らが何でも教えてあげられるって思うとコーフンすんだろ」
「なるほど! 確かに!」
なるほど、じゃない! 納得しないで!
「じゃあこれからオレらが舐めてやって大きくしちまえるワケだな」
「そーそー。愛情たっっぷり注いでプリップリに大きくしてやろーぜ」
「でっかく実れよ〜♡」
「小指くらいのサイズになったら写真撮って『俺たちが育てました』って文章と一緒に俺らの顔も一緒に載せた加工画作ろうぜ(小声)」
「生産者の声?w」
二人がコソコソ何か話してるけど声が小さくて聞こえないし聞く余裕もない。でも
悪い顔してるから多分ろくでもないことなんだろう……この不良め。
「濡れれば濡れるほど中に挿れたものが動かしやすくなるからさ、いっぱい気持ちよくなってね。でもそれまでは指一本入れないから安心して」
「ふ、ぁああぁっ! ひ、ゃああぁ!」
背後にいる蘭さんが私の乳輪や乳首をすりすり♡と指の腹で撫でてくる。けして激しくはないが、確実に私が気持ちよくなるところをピンポイントで当ててくる。手慣れすぎててこわい。
「や、ぁあぁ! ちくび、ゃやぁぁっ!」
「乳首だけかよ」
竜胆が負けじとクリをしゃぶってくる。
「っう、あぁあ! そこも、っひ、ぅううう……!!」
「そこってどこ?」
「くぃ、くぃといすぅぅ……ッ!」
「あはは、かーわい♡ おっぱいもクリも気持ちいいんだ?」
「ハジメテなのに○○は偉いなぁ」と乳首をコショコショ撫でてくる。じゅわ、と溢れ出た愛液をクリ舐め中の竜胆が喉を慣らしながら飲み干す。
「えらい♡ えらい♡」
「ッア゛! ぅああっ! ふぁ゛ああっ!」
「すげ、めちゃくちゃ濡れてきた」
竜胆が溢れ出た私の愛液を指で掬い「ほら」と言いながら蘭さんに見せると、彼は満足そうに笑った。
「んじゃ、交代な」
「え?」
「お前こっち来て。俺、ナカ慣らすから」
「ええーっ」
「胸触ってあげてて」
「任せろ」
胸って聞いた途端、竜胆は目の色を変えた。やはり筋金入りのおっぱい星人らしい。
蘭さんが私の目の前に移動し、竜胆は背中に回り込んできた。私の胸を触りながらこっちの顔を覗き込み、キスしてくる。
「挿れるね」
「ッ゛……!」
つぷり、とナカに指が入ってきた。
「やっぱ狭いなぁ」
蘭さんが困ったように、でも嬉しさも含んでるような声で呟く。
「そんな狭いの?」
「ギッチギチ。俺の指まだ半分も入ってねぇもん、一本だけなのに」
「マジかよ」
「まぁ処女なんだから当然っちゃ当然だけど、でもこんな濡れてる状態でコレかぁ……やっぱかなり念入りに慣らさないとキツそうだ」
蘭さんは、さっきの竜胆みたいに私のあそこに顔を近づけ……。
「ぁ、え゛ッ……!?」
「○○、まだクリでイッてないだろ。イかせてあげる」
蘭さんがナカに挿れた指をそのままにクリを舐め始めた。
「ぅあああっ! あ゛ああぁっ!」
「こーら、○○暴れんなって。ほら、オレとキスしよーな♡」
「ンッ、ぶ……っん、ふぅぅ……!」
竜胆も竜胆でコリコリ♡と乳首をこねながらキスをしてくるから、もう何が何だかわからない。頭がぐちゃぐちゃだ。
「オレとキスしてんのに兄貴にも下の口舐められて感じてんの? 悪いコ」
「あっ、やああっ! ふ、ぁああっ!」
あそこと胸からの刺激に、腰がゾワゾワする。
乳首がピンッと勃ち、あんまり気持ちよくて口からは涎まで垂れる。恥ずかしくて堪らないが、竜胆はそれすらも「かーわいい♡」と言いながら舐め取ってくる。この変態……!
「あッ! やら、っやぁぁぁ!」
「イきそ?」
「ちゃんとイくときはイくって言ってね」
「ッ、イく、イっ……く、ぅぅ……!」
いつの間にか顔を上げていた蘭さんが最後に指の腹でクリトリスをほんの少しだけ強めに刺激すると、私は絶頂を迎えた。
……ッ、腰のあたりが、びくびくする。
「ふ、ぁ……はぁッ……」
「下どんな感じ? もう挿れられそう?」
「いーや、まだだな。さっきよりはマシになったけど、今挿れても俺の番まで持たないと思う」
どうやら私がイッている間に指一本分は入ったようだが、それでもまだキツいらしい。
「っ……ほんとうに、ふたりとも挿れるの? あの、今日はどっちか片方とか……もうひとりは今度……」
そこまで言うと、蘭さんが悲しげな笑みを浮かべた。
「……○○が、どうしても……どうしても嫌だって言うなら、俺はやめるよ。○○に嫌われたくないし、何より無理させたくないから」
「……」
狡い。そんな顔して言われたら、こっちが罪悪感を抱いちゃう。
わざとやってるのか素なのか分からないところもまたズルいと思う。
「……いい、よ。蘭さんも……ふたりとも、大丈夫」
「ほんと? ありがとう!」
にこっと花が綻ぶような笑顔を見せてきた。くっ、まぶしい……!
竜胆がこそっと私に耳打ちしてくる。
「……なァ、今のって演技だと思う?それとも
本気かな」
十何年も一緒にいた弟すら分からないんだね。怖。
「二人でこっそり内緒話ー?」
「ひ、っあ……!?」
私がさっきイッてからナカに挿れたまま動かしてなかった指を急にクンッと曲げ、艶やかな笑みを浮かべる蘭さん。
「蘭ちゃん嫉妬しちゃうだろ。せっかく三人でヤッてんだから仲間外れにすんなや」
「っう、ぐ……して、なぃぃ……」
「あー、やっぱまだ指一本だけでもしんどそうだな」
竜胆が私の顔とあそこを交互に見比べる。恥ずかしいからやめてほしい。
「ン、でもずっと挿れてるとちょっとずつ動かせるようになってきたぜ。○○、痛くないだろ?」
「いたくはっ……ないけど、くるしい……ッ」
「まぁ、最初だから圧迫感は無くならねえよなー」
「のんびりじっくりやってこうぜ。時間はあんだから、な?」
蘭さんは微笑みを絶やさないまま、ゆっくりとかき混ぜるように指を動かす。
竜胆も胸への愛撫を再開し始めた。
30分後