「兄貴。オレ、ずっと言いたかったことがあるんだ」

「いつになるか分かんないけど……オレ、○○と結婚する。だから、もう族とつるんだり喧嘩したり……そういう危ないことすんのもやめる。○○に心配させたくないし、アイツと一緒になるにはオレも真っ当な人間にならなきゃダメだろ」

「○○のために、これからはフツーに生きていく。この家も出るよ。……結婚後も兄弟と一緒に住むなんてヘンじゃん？　もしかしたらガキが出来るかもしれないしさ」

「だから、兄貴」





「……ゴメンな」


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