そーだなー。もうそんな時期になったのか
(二人はいつも何かやってるの?)
オレはクラブ行ってるけど…ハロウィンイベントって毎年盛り上がるし
蘭「俺は気が向いた時だけ竜胆のクラブに付いていくくらいかなー」
まぁでも今年は行かないか…別の日に行くかもだけど、今回は○○と過ごしたいから31日は空けておく♡
(竜胆の言葉に驚いた表情をすると、彼は眉根を寄せた)
何だよその顔。…え、もしかしてもう予定入ってた?
一体どこのどいつと…
(あ、違う!違うの!その…いいのかなって。一緒に過ごす相手が私で)
いいに決まってんじゃん。つか○○じゃないとヤ
蘭「○○さん来てくれんならさぁ、軽くパーティーでもしようぜ。他の奴らに邪魔されたくないから
家で、俺たち三人だけでさ」
いーじゃん。そうしよ
(うん、私もいいよ)
蘭「決まりな」
…あ、いーこと考えた
(にやぁ、とこっちを見て悪い笑みを浮かべる蘭さん)
どうせなら仮装しよ。せっかくハロウィンだし
(分かった。何か衣装持ってくるね)
ううん
(え?)
○○さんの衣装はこっちで用意するから大丈夫。もちろん俺らが着る分も用意しとくから気にしないで、手ぶらでおいで
竜「…兄貴、何考えて…」
まぁ、いーからいーから。蘭ちゃんに任せとけって
(そう言って楽しそうに笑う蘭さんを見て、怪訝な顔をする竜胆と目が合った。首を傾げて、お互い頭にクエスチョンマークを浮かべる)
(…蘭さん、何を企んでいるんだろう)