「うわっ!ね、見て見て」

「わー、腰抱いてる!やらしー!」

「ねえ、あの子ホントに友達だと思う?
男側から見てどう?ただの女友達にあんな風にする?」

「少なくとも俺はしたことない」

「ていうか顔もやたら近くない?」

「思い出した。なんか既視感あるなと思ったら昨日読んだDQNに彼女が寝取られる系の同人誌だわ。ヤバい、脳が破壊されそう」

「二軒目でしこたま飲もうぜ」

「…」

「せんぱーい、いつまで見てるんですか?気になるのは分かるけどもう行きますよー」

「あ、うん。……本当に大丈夫かな」
だ、大丈夫ですよ!1