…
(蘭さんは食べないの?)
ああ
竜「○○、早く食おーぜ。冷めちまう」
(あ、うん)
(竜胆と二人で美味しいねと言い合いながら食べてると…隣から強い視線を感じる。
ら、蘭さんが超見てくる…。私が食べづらそうにしてると竜胆も兄の視線に気付き、嫌そうに眉を寄せた)
竜「何だよ兄貴、いらねぇって言っただろ?オレたちが食ってるの見て自分も食いたくなった?」
違ぇ。いいからさっさと食え
竜「急かすなよ…」
(○○、兄貴は放っておいていいからゆっくり食おうぜとお好み焼きを食べ進める竜胆。
どうしたんだろう、蘭さん…)
…
それ食い終わったらアレ買いに行くぞ
(アレ?)
竜「何だよ、ただのジュースじゃん。炭酸にシロップ入れただけのヤツ」
(蘭さん、喉乾いてたの?)
まあ、それもあるけど
(…?)
……あ、分かった
(ニヤ〜ッと竜胆がいやらしく笑う)
オレ、兄貴の弟だから兄貴の考えてるコト分かっちゃったもんね〜♡
蘭「竜胆」
○○。兄ちゃんはな、オレらだけ楽しそうにメシ食ってるのが気に入らな
いでででで!!蘭「りんどー」
分かった!!分かったから!!もう言わないから耳引っ張るのヤメテ!!
(無表情で手を離す蘭さん。竜胆は「いて〜…」と言いながら耳を押さえている)