(蘭にお使いを命じられていた竜胆が帰ってきた)

ただいまー。あのさぁ、兄ちゃんが言ってたヤツ無かったぜ
代わりに別の買ってきたけどコレで良かっ…

蘭「いいじゃん、今は竜胆もいねえしさ。…な?」

(「そんな…ダメッ」と身を捩るあなたに蘭が更に密着する)

オイ!!何やってんだ!?

蘭「あ、竜胆帰ってきた。おかえりー」

お帰りじゃねえよ!!何やってたかって聞いてんだよ!!

蘭「お代官様ごっこ」

……は?

(「よいではないか〜」「あ〜れ〜」ってあるでしょ?それをやってたの)

蘭「丁度いいタイミングで帰ってきたなあ。お前もやる?お代官サマ」

いや着物じゃねーし今のはお代官ですら無かったじゃん!
完全にダンナの不在中に言い寄られる女とその間男だったじゃん!

オマエら人がいない間にイチャつきやがって…っ、もういい!

(バタン!とドアを閉め、自室に閉じこもってしまった)






…あーあ。拗ねやがった

何だよ、こんなのちょっとしたお遊びだろ。なあ?
お代官様ごっこ1