ただいまー。なあ竜胆、今日○○来てるんじゃねーの?
アイツの靴ねえんだけど…






……え、何?オマエ泣いてんの?

どうしたんだよ、一体

竜「にいちゃん…っ、オレ…○○に嫌われた…ッ」

はあ?…まさかアレがバレたか?

竜「ちがう…喧嘩して、オレのことキライって…出て行っちまった…っ」

なんだ違うのかよ。ンなことでいちいち泣いてんじゃねーよ下らねえ

竜「下ら、って…オレにとっては下らなくなんか…」

くっだらねーって
はーあ。心配してソンした、マジで

(ドカッと音を立ててソファに座る蘭)

竜「う…っ、どうしよ、もうこのまま一生○○に会えなかったら…連絡先消されたりしたら、
オレから会いに行っても無視されて相手にされなかったらオレ今度こそあいつをどうしちまうか分かんねえそうだあの時撮ったアレで脅せば嫌でもオレの言うこと聞いてくれるはず「おい、ちょっと待てって!」……グスッ、何?」






…(こいつ相当キテんな…)

とりあえず落ち着けよ。泣くのももうやめろ
俺ら天下の灰谷兄弟だぞ?みっともねえと思わねえのかよ

○○んとこ行ってさっさと……な、仲直りしてこい(クソ、親や教師でもあるまいしなんで俺がこんな小っ恥ずかしい台詞を…!)
あいつの荷物がまだここにあるってことは、きっとそう遠くまで行ってないぜ。その辺探せば案外すぐ見つかるんじゃね?

竜「……でも、今オレの顔見たくないかも」

今行かなかったら一生このままかもな〜

竜「!!!」

(ドタドタバタバタ)
(ゴンッ)


っだあ、痛って!!


うるせーマジ…
あれ?ねえ、なんか目が1