竜胆「…」
○○、
(ごめん蘭ちゃん、もう切るね。また明日連絡するから)
……うん
【通話を切り、弟に目をやる蘭】
………
蘭「オマエなぁ、あの言い方は流石にマジィよ。アイツと話してた○○の楽しそうな声聞いたろ?
俺らにとっては他人のガキでも○○にとっては仲の良い親戚のガキなんだからあんな言い方したら怒るに決まってんだろ。喉まで出かかっても口には出すなって」
……グスッ
兄ちゃぁぁぁん…
【兄の胸で泣き始め】
オレあいつに嫌われたかなぁ…
明日また電話しても、オレとはもう口聞いてくれないんじゃ…っ
蘭「(鼻水垂らしてかわいー)だーいじょうぶだってぇ。○○はオマエが嫉妬に狂って暴走する癖あんの知ってるからきっと許してくれるはずだよ。ンな心配しなくて大丈夫」
ズビッ ズビッ
蘭「おい、服に鼻水つけんなバカ」(ボゴッ)
痛゛ッ