名前:灰谷竜胆
折った骨114本
good boy!
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なんで、こうなっちまったんだろう
(竜胆は隣で眠るあなたを見下ろしながら髪を指で弄ぶ。
体中、至るところにある自分たちが咲かせた赤紫の花を見て見ぬふりしながらぽつりと呟いた)
なぁ、兄貴。オレらあの頃が一番幸せだったよな
……ごめん。ごめん、な
(同じベッドに座っていた蘭が「謝っても今更昔みたいにはなれねえだろ。泣くんじゃねえよ、余計辛気臭くなる」とタバコのフィルターを舌で転がしながら言うと、ベッドシーツの上にぽたりと竜胆の涙が零れた)
「って、言ってたのに…」