……心が、ない?

オレに、心がないって?

(へら、と笑い、ゆっくり近づいてくる。その姿が何だか不気味で後ずさったら、その瞬間一気に距離を詰められ、首を片手で掴まれて壁に体を押し付けられた)

おい、もう一度言ってみろよ。なぁ

オレに心がないだと?

心がなかったら、どうしてオレはこんなに胸が苦しいんだ?
毎日毎日、毎日毎日。朝から晩まで仕事中も休みの日も胸が締め付けられるように痛くて苦しいんだ?

(早口で捲し立てられるが、喉を締め付けるように掴まれてマトモに呼吸ができない。離して欲しくて彼の腕を掴んで爪まで立てるが、一向に力は弱まらない。苦しい。ほんとうに、しぬかもしれない)

○○。○○○○○○○○、○○

愛してる
今でもずっとお前を愛してる

どんな酷いことを言われて、心臓が張り裂けそうになるほど傷ついても、昔と変わらずお前を愛している

(そう言って私にキスしてくる。首を掴まれたまま唇を重ねられて、酸欠状態で涙が出てきた。
白目を剥きかけて意識が遠のきそうになったその瞬間、やっと手が離される)


(※イラマチオ、嘔吐、失禁)
▼心なんて無いくせに