名前:灰谷竜胆
折った骨114本
good boy!
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(リビングであったかいお茶を飲んでいると、急に玄関のほうから大きな音が聞こえた。たぶん二人か、二人の内どっちかが帰ってきた。寝室に戻ろうか悩んでいると、リビングのドアが開いた)
…なんだ、起きてたの
(あ……)
寝とけよ。何時だと思ってんだ
(…蘭さんだった。彼は「ただいま」も言わず、リビングに入ってくると鞄とジャケットを乱暴に床に置いて、私が座っているソファとは別のソファに腰かけた)
………。
(明らかにぐったりしてる。…仕事で、何かあったのだろうか)
何か、あったの?
蘭の分のお茶を持ってくる
良かったらどうぞ(つホットミルク)
隣に行って恐る恐る頭を撫でる
ホットアイマスクをそっと貼る
気配を消して寝室に逃げる
▼【疲れてる蘭】