読書家なら誰しも探偵小説の主人公にあこがれるもの。
屋上に残された赤い痕跡を見つけた鈴は
義理の弟【薫】と共に少女と怪人の噂との関連性の調査に乗り出した。
次々と現れる噂を調べていくうちに彼女たちはある一つの結論に至った。
少女と怪人は同一人物である。
様々な状況証拠がその考えを裏付けていく中、
ただ一つの例外が彼女たちを思考の迷路へ導く。
それは鈴が噂を調べるきっかけとなった、あの屋上の赤い痕跡である。
この痕跡だけ、どの事情にも当てはまらないのだ。
この謎解ければこの不思議なうわさが解けるはず……。
堂々巡りの思考の中鈴はあることを思い出す。
あれ?そういえば私のこの謎の力ってなんだろ?
その瞬間、彼女はすべての謎を解き明かした。
そして事件の黒幕のもとへ向かうのだった。
絵本置き場夏めく編⓪①