わ、わかった。
……失敗したらごめんな?

(そう言ってら左右田くんは編み始めた)
(ちょっとくすぐったい)


ここをこうして……っと。
……まぁ、こんなモンか?

(何か、おそらくヘアピンだろうものが髪の合間に差し込まれる感覚がした)
(目の前に移動してきた左右田くんは、どこか満足げだ)


これ我ながら、なかなか良い出来じゃねーか?

(鏡がないため全貌が分からないけれど、丁寧に編み込んでくれたことはわかる)
(そのままお礼を言えば、左右田くんは照れたように頭を掻いた)


へへ、なんか悪ィな、実験台にしたみたいで……
でもすっげー似合ってるぜ!

編み込みで