\\デデーン//
な、なぜだ!?
(聞き覚えのある音とともに、見たことのある衣装を身にまとった終里ちゃんが現れた)
俺様が一体何をしたと、否、確かに俺は数多くの世界を渡り人ならざるものとしての道を歩んできた! しかしそれらは貴様ら如きが裁けるものには非ず、待て、聞け! 模倣しようとしているものはおそらくかの"時を跨ぐ使者の物語"だろうが、俺はあれは好かん! 笑顔という尊ばれるべきものを罪し、しかし己らで笑わせまた痛めつけられる様を笑いものにさせる、なんとも浅ましく、無意味な行為だと──
終里「ごちゃごちゃうるせぇ! いーから一発蹴らせろ!」
貴様こそアウトだろう!!
あ、いや、だからまっ──グアッッッ!!!
(早口でまくしたてた田中くんはなす術なく蹴られ、悲鳴を上げた)
(めちゃくちゃ痛そう)
田中タイキック