何でもないと口をつぐんだ
ホントはちょっと足を止めたくて
だけどもきみは早足ですっと前を行くから
ぼくはそれを見つめてる
最終便 きみは乗る ぼくを置いてって
はしりだす ゆっくりと 地面がずれていく
泣いちゃだめ 泣いちゃだめ でもホントは言いたいよ
「いかないで」
遠くへと 消えていく ぼくを置いてって
もう随分 見えないよ 夜が崩れていく
泣いちゃだめ 泣いちゃだめ でもホントは言いたいよ
「いかないで」
誰かに置いていかれる、誰かを見送る歌か……
ちょっと寂しいけど、確かにこんな気持ちになるんだよな。
行かなくちゃいけない理由も、“そいつ”の覚悟も痛いほどにわかってるのに、どうしても行ってほしくなくて……
でも、そうじゃないんだよな。
たとえ隣にいなくたって、もう会えなくたって、きっと心の中に“そいつ”はいる。
……な、なんてな! ちょっとクサかったよな、悪い。
リクエスト、ありがとうな。
日向くんに歌愛ユキのいかないでをリクエストする