……まだまだ心は帰れない
その細い声でどうか騙しておくれ
カラカラに枯れ果てるまで
ふらふら揺られて甘い香り 残し 陰り 幻

聞きたい言葉も 言いたい想いも
笑うくらい山ほどあって
それでもあなたを前にすると
何にも出てはこないなんて

焦げ付く痛みも 刺し込む痺れも
口をつぐんだ恋とわかって
あなたの心に橋をかける大事な雷雨だと知ったんだ



──へへっ、リクエストサンキュ!

なんつーか、ぐぁっと来る曲だよな。
……この島にも桜があったら、こんなことがあったのかもなァ。それこそ、あの日みてーに。

あーいや、南の島に桜はねーか。
ちぐはぐになっちまうよな、イメージ的に。

(一瞬、何かを懐かしむように目を眇めた左右田くん)
(けれどすぐに呆れたように笑って、ガシガシと頭を掻いていた)


左右田君に米津玄師さんの「春雷」をリクエスト!