少しは躊躇えよ……
(寝転がってみると、言っていた通り硬い)
(意外と筋肉が付いてるのと、緊張でガッチガチになっているせいだろう)
(「お兄さん、凝ってますねぇ」などと言いながら、すぐそばにある太ももを撫でてみた)ぅ、お……!? ちょ、おまバッカ……!!
(ちょっとしたイタズラのつもりだったのだけど、急に起こされてしまった)
(振り向いてみると、左右田くんは肘を膝に当てた姿勢で頭を抱えていた)バカ野郎……くそ……俺が一番バカか…………
あぁいや、●●は悪くない……
悪くねェが、ちょっとそっとしといてくれ……悪ィ……
具合悪い?罪木さん呼んで来ようか?