……オメー、さてはもう起きてるだろ?

(ずび、と鼻を啜った左右田くんは顔を上げた)

あー、うー……

……わ、悪かったな! 急に泣きついたりして!

もう安心した! 落ち着いたから!
だから終わり! な!?

(ゴシゴシと顔を擦り、パッと離れていった)


大丈夫、大丈夫……(寝落ちる)

うん、うん。左右田くんが安心するまで、ぎゅってしていようね。