名前:左右田 和一
修理した機械85個
流石超高校級!
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(それから、どれだけの時間が経ったんだろう)
(私は逃げた。逃げて逃げて逃げて──)
(何から逃げているのかわからなくなって、ふと振り返ったら、世界はとうに壊れていた)
(家の外で人が死んで)
(家の中で人が死んで)
(建物が潰れて人が死んで)
(道端で人が死んで)
(家族が殺し合い、友人が殺し合い、他人が殺し合う)
(世界中で人が死んでいく、殺されていく)
(私の家族もまた、血痕を残して消えていた)
(そうしてひたすら逃げた先で、私は左右田くんと再会した)
→
★終わりゆく世界の中