……どう、殺したいんだろうな。
わかんねーよ、もう……
●●をどう殺せば良いのか、いや良くねーな。
良くねーけど、良くねーからこそ殺りたくて、でもそうしたらもう●●には会えなくなるから、こうやって話すこともできねーし……
●●に会うまでは、ただ殺したいってだけだったのに……
会ったら、どんどんぐちゃぐちゃになってくんだ。
殺したくて殺したくてたまんねーのに、それ以上に好きで好きで……
●●……
(絞るような声を出した左右田くんは、いつかのように私の服の裾に手を伸ばして、けれど空を掴んだ)★抱き締める