「田中くん、結局あのお札って……」
クク……どうやら正しく使用することが出来たようだな……
貴様ならば、この煉獄の魔王たる俺様直々に手掛けたあの“召喚符”!
あれを簡単に使いこなして見せるだろうと、そう確信していたぞ!
それにしても久しいな、このサーヴァントと契約してみせた純粋な人の子が放つこの香り、気配……
俺様の妃となるに相応しい、さぞや上級の魔物と……
……ん?
いや、まて……?
この繋がりの色、気配……まさか、あり得ん! よりにもよって“アレ”とだと!?
くっ……このような結末が訪れようとは、フォルトゥナの気紛れだとでも言う気か!?
認めん! 俺は断じて認めんぞ!!
(何故か怒って去ってった)
▽後日、Tくんに聞いてみる