(そしてある日、爆発音で目を覚ました)

(適当に準備を済ませて寄宿舎を飛び出した私が見たのは、燃え盛る校舎と、赤黒く染まった揃いの何かを振りかぶる予備学科の生徒たち)

(──殺される)

(直感で理解した私は、道を塞ぐ生徒たちとは真逆、燃え盛る校舎の方へ走り出した)





■燃えろよ燃えろ