(そう言って、目を閉じながらふるふると震える彼女のおでこに軽いデコピンを食らわした。)あいたっ!?
え……えっ?
……な、なんだぁ、冗談かぁ……び、びっくりしたぁ……。
(そう呟くマヤノの顔はまだ赤いままで、ほっとしたようなどこか残念そうな、微妙な顔をしていた。)うぅ~、ちょっとした冗談のつもりだったのに、トレーナーちゃんのいじわる。
はー、まだ顔が熱いよ~……。
(ぱたぱたと両手で顔を扇いでぶーぶーと不満げなマヤノに、やりすぎたと謝罪することになるのだった。)ふーん、いいもん。いじわるなトレーナーちゃんなんてマヤがオトナになったらメロメロにして、マヤにもーっとむちゅーにさせちゃうもん。

だから……覚悟しててね? トレーナーちゃん!