…………いいえ。

あの方は、マスター……貴女の…………

……貴女の大切な人、なのでしょう。


たとえその正体が何であっても、あの方がいつかこの世界そのものを脅かすような邪悪だとしても、私のマスターは貴女だけ。
ですから私は、貴女が信じるあの方を信じるほか無いのですよ。









……「嫌い」などという言葉では、とてもとても……。



(BMが最後に呟いた言葉は、なぜか上手く聞き取れなかった……)






BMはバクラの事嫌いなの?