モクバ「兄サマ、どこかな……あ、いた!」

(既ににぎやかな会場の中で、特に人が集まっているところがあった)

(その人の輪の中心に立っているのは、やっぱり海馬だ……)


モクバ「……なんかすげー人に囲まれてる。仕事の話だったらジャマしちゃ悪いよなぁ……」


(どうしようか、とモクバと顔を見合わせていると、海馬の方がこっちに気づいたらしい)

(……人の輪をそのまま引き連れながら、こっちに歩いてきた)



モクバ「兄サマ!」

海馬兄弟と過ごすクリスマス3