マリク「……言ってもいいのか?」

バクラ「ほざけ!言ったらぶち殺すぞ」

マリク「そう言うと思ったよ。……実はバクラ、ボクと二人でいるといつもキミの話をして……」

バクラ「……おい?」

マリク「ボクはいつもありとあらゆる惚気話を聞かされているんだよ……」

バクラ「!?……そんな話してねぇだろうが!」

マリク「トロくて目が離せないとか、アホだけど可愛いとか、好きだとか、愛してるとか」

バクラ「マリク、てめぇマジで何を……」


マリク「……なんて!今のは全部嘘なんだ」


(ごめんごめん、と謝るマリクに、バクラが真っ赤な顔でキレている……)







マリク「そんなに怒るなよ。嘘ってことにしておいたんだから」

バクラ「その一言がなきゃ貴様は今頃地獄に堕ちてたぜ……マジでふざけんじゃねぇ」

マリク「でも見ただろ、あの子のあの嬉しそうな顔。もう少し素直になることをお勧めしておくよ」

バクラ「……うっせぇ」


マリクってバクラとどんな話してるの?