BMG「マスターのお話聞いてると、あの人のお話じゃないみたい。だってあの人、あんなに悪い人なのに……マスター、ホントにあの人の特別な女の子なんだねっ。……ぎゅーとか、ちゅーとか、してるんだぁ……」

BM「………………成る程」

BMG「はうっ。お、お師匠様~……、なんだかとっても、お顔が怖いっていうか、オーラがすごいっていうか…………」

BM「あの男と……成る程。そうですか、成る程」

BMG「まっ、マスター、お師匠様がすっごくやばい感じになっちゃってるよぉ」


(……恐ろしい目をしたブラック・マジシャンが、にっこり笑った)



BM「いいえ、マスターの幸せが私の幸せ。無粋なことは申しません。これは私のきわめて個人的な感情ですので、マスターのお心にお留め頂く必要もございません」

BMG「……ひぇぇ」




カードたちにのろける