貴様は温(ぬる)い。

(唐突に脇腹に手を添えられた…!)


この程度で身を跳ねさせ、怯える双眸は小動物のようだ。
指先を動かすだけで………足腰の力まで抜けるか。

肌へ直に触れた時に嬲られ、貴様は耐えられるのか?


……………怯臆に震えるな。

(三成がふと離れて、横抱きにされた)


今すぐに取って喰らうなど描いてはいない。

戯れが過ぎた。
気に入りの甘味を仕入れておいた、連れていく。
手首を掴まれた