(だが……

 何故、闇音の名は……このように温かいのだ。
 私の名を呼ぶ声音も、笑みや、振る舞いさえ……。


 闇音の名を呼ぶ私の声は、
 私が貴様に名を呼ばれた刹那の如く、

 闇音の胸中を波立たせることが出来ているのだろうか……。)
名前呼んで続