貴様ならば何処へなりとも、拠り所は存在するはずだ。


だが……
貴様に何一つ与えることも出来ぬ私の傍を、

何故………貴様は求めるのだ。


(苦しそうにしている三成の腕をぽんぽんと撫でてみたら、
 少しだけ目を細めて抱き寄せてくれた。)
傍にいるよ