(これが………至福と呼ばれるものなのか………?

ならば、私が決して触れてはならないものなのだろう…。

私に与えられるべきではない、理解はしている。



だが…………触れる指先を希い、この者を想う衝動は……
過誤であるのか、罪なのか…。

私はこのまま、闇音に触れる刹那を許されるのだろうか……。)
三成の眼差しが遠くを見ている