闇音、餡団子の餡が口元に付着している。

動くなと、今しがた告げたはずだ。


……………幼子か、貴様は。舐め取れ。

(餡を拭った指先を、私の口に差し込んで舐めさせてきた…。
それから何事もなかった顔で懐紙を取り出し、口元を拭いてくれた。)
三成の指が頬に触れた