笑みなり、怒りなり、
闇音に感情を向けられるは、

三成にとってどちらも幸いと転びやるか。


なんともあれ程まで噛み合わぬ歯車が、
ようもここまで一つとして回りやる。



三成にとっては、瑞光となろ。
「やれ……佐和山城は本日も平和よ」