(………木下闇に射す白日である存在に、応を返すべきではない…。

 私は秀吉様の左腕、あの方の為だけに身命の欠片まで捧げるのだ。



 だが………何故だ。いつかその玲瓏に、

 闇音の莞爾に頷ける日を、私は脳裏に描いている……。)

…………。